開催日:2016年8月5日〜8日 会場:中央大学校(ソウル)
【総合テーマ】東アジアと多文化
◇第1日目◇
受付
◇第2日目◇
開幕式
[司会]朴 栄俊
・開会の辞(東アジア比較文化国際会議・韓国会長 李 澯旭)
・祝辞(中央大学校法学専門大学院長 李 鐘永)
研究発表
〈第1会場〉テーマ:文学
第1部
[司会]波戸岡 旭(国学院大学)・林 瓚洙(中央大学校)
・古代東アジアにおける苑池と詩歌(奈良県立万葉文化館 井上さやか)
・現代時調の多文化受容の様相に関する考察―2015年の作品を中心に―(中央大学校 金 成紋)
・時調―東アジアの古代歌謡―(南開大学 辰巳正明)
・『菅家文草』巻九「請被補文章博士―員闕共濟雑務状。」について(白百合女子大学 佐藤信一)
・「国比中原国、人同上古人」詩考(浙江工商大学 王 宝平)
・山本憲漢詩における陶詩の影響(浙江工商大学 呂 順長)
第2部
[司会]王 宝平(浙江工商大学)・辰巳正明(南開大学)
・韓国文人の蘇軾《前赤壁賦》に対する創意的受容(福建師範大学 欧 明俊)
・菅原道真「喜雨詩」と『漢書』(国学院大学 波戸岡 旭)
・《文選》の賦の選択と《文心雕龍》の賦の評論における共通点と差異点(北京言語大学 馮 莉)
・万葉集と懐風藻との交流―柳を詠む詩歌を中心に―(国学院大学 鈴木道代)
・《寒山詩》の詩文編成と版本との関係に関する考察(東国大学校 李 鐘美)
〈第2会場〉テーマ:宗教・文学・民俗
第1部
[司会]朴 永煥(東国大学校)・山田直巳(成城大学)
・日本における『金剛般若経』信仰と霊験記の普及―『金剛般若経集験記』と古代日本―(大東文化大学 山口敦史)
・蘇軾と李奎報の仏教詩の比較研究―《楞嚴経》の受容を中心に―(東国大学校 李 燕)
・元興寺の僧の歌(奈良県立万葉文化館 大谷 歩)
・宋元赴日禅僧研究の現状と今後の課題(浙江工商大学 江 静)
・高麗の貢女と元の漢文化―奇皇后を中心に―(銘伝大学 胡 倩茹)
・『鏡花縁』に見られる清代学術文化の再現(梨花女子大学校 鄭 宣景)
第2部
[司会]山口敦史(大東文化大学)・李 美子(浙江工商大学)
・日本の植民地下に於ける韓国の仏教―『朝鮮仏教』の記述を通して―(立教大学 岩谷めぐみ)
・明治20年代前後の日本の孔子教について(中央学院大学 丹羽 香)
・新羅「花郎」と薩摩「兵児仁才」―「年序組」習俗の日韓比較―(成城大学 山田直巳)
〈第3会場〉テーマ:多文化
第1部
[司会]李 和炯(慶熙大学校)・唐 永亮(中国社会科学院)
・〈荘子〉のリーダーシップから洞察する21世紀世界化と多文化の争点(東国大学校 金 松姫)
・東アジア文化一体化の構築―隘路、方向性及び実現への道―(中国社会科学院 唐 永亮)
・東アジアの多文化の視角から読む崔致遠(慶熙大学校 安 永勲)
・伝統の遊びを活用した多文化家庭の青少年に対する文化教育方案研究(南ソウル大学校 張 英熙)
・多文化歴史教育のための教材開発と内容構成(中央大学校 朴 宰永)
・古典叙事の叙事文法を取り入れた多文化アニメーションの創作事例研究(中央大学校 李 明賢)
第2部
[司会]安 圻洙(南ソウル大学校)・安 炳国(鮮文大学校)
・植民地都市京城の多文化現象と朝鮮人のアイデンティティ(中央大学校 張 圭植)
・朝鮮族密集地域と居住空間拡大に関する研究―永登浦区大林洞の事例を中心に―(中央大学校 姜 鎮求)
・多文化的視角から考察した『紅楼夢』の受容様相(高麗大学校 朱 埈永)
・孫昌渉の『流氓』についての多文化的理解―在日韓国人一世と二世の登場人物の比較を中心に―(中央大学校 姜 侑辰)
〈第4会場〉テーマ:散文ほか
第1部
[司会]崔 溶澈(高麗大学校)・朴 美子(熊本大学)・権 益湖(中央大学校)
・廬天命の「下宿」研究―パードリク・コラムの詩を中心として―(熊本大学 朴 美子)
・敦煌本《燕子賦》と朝鮮“鳥類”頌事小説との関係(高麗大学校 呉 暁麗)
・『日本霊異記』と『占察善悪業報経』(国学院大学 大塚千紗子)
・医療人文学的アプローチによるホムチワケ皇子物語論(関西大学 中尾瑞樹)
・東アジアにおける医療表象文化と神話の考察(関西大学 毛利美穂)
・《九雲夢》に表れる女性のイメージ及び女性意識(天津師範大学 高 影)
第2部
[司会]崔 溶澈(高麗大学校)・朴 美子(熊本大学)・権 益湖(中央大学校)
・犬坂毛野の「伝」と「肖像」―『南総里見八犬伝』第六輯巻頭口絵の意匠―(大東文化大学 藏中しのぶ)
・《白虎通義》に引用された讖書と緯書に関する研究(唐山大学 李 敏)
・韓中書院の認知と発展の差異に関する比較研究(福建省図書館 王 梓)
〈第5会場〉歴史ほか
第1部
[司会]孫 準植(中央大学校)・古田島洋介(明星大学)
・平安時代の内宴と菊花宴―中国風の宮廷儀礼に関する基礎的考察―(桐朋学園大学 平間充子)
・中国の郷賢文化及びその価値(徐州工程学院 張 亦偉)
・清代蔵書家の朝鮮書籍に関する収集及び伝播―清代董文渙が収集した朝鮮詩文を中心に―(南ソウル大学校 劉 婧)
・新井白石『白石詩草』の考察(大阪大学 康 盛国)
・日本江戸時代の「盲」と「見」(天津師範大学 徐 川)
・「三韻」と「倒結先後之法」―『海游録』付篇の二つの用語―(明星大学 古田島洋介)
第2部
[司会]劉 婧(南ソウル大学校)・徐 川(天津師範大学)
・六曜と日本文化(浙江工商大学 徐 磊)
・近代以降の日本の排外主義運動(中央大学校 李 升熙)
・清末改革派の用夏変夷の伝統と大民族主義(中央大学校 李 春馥)
・日記を通して見た日帝時代の台湾知識人のアイデンティティ混乱―呉新栄の皇民化運動に対する反応と戦争認識を中心に―(中央大学校 孫 準植)
・1920年代日帝下における面書記の日常業務に対する一考察―『晋判鈺日記』(1918~1947)を中心に―(中央大学校 朴 京夏)
◇第3日目◇
基調講演
・韓国文化の融和力(日本学基金理事長・京都市立芸術大学学長 中西 進)
総会・閉幕式