開催日:2004年10月9日〜10日 会場:九州産業大学(福岡)
【全体テーマ】東アジアの祖霊感
◇第1日目◇
開会式
・開会(副会長/国学院大学 波戸岡 旭)
・挨拶(国際会長/九州産業大学 金原 理)
・挨拶(韓国支部長/同徳女子大学校 廬 英姫)
・挨拶(中国支部長/天津師範大学・帝塚山学院 王 暁平)
・挨拶(九州産業大学国際文化学部長 水村忠夫)
講演会
[司会]王 暁平・廬 英姫・波戸岡 旭
・死霊から祖霊へ―柳田国男『先祖の話』をめぐって―(東京成徳大学 増尾伸一郎)
・朝鮮の祖霊信仰について(中央大学校 金 慶洙)
・薩満教と東北地区における祖先祭祀(東北師範大学 劉 建軍)
・コメンテータ(常葉学園大学 金 両基)
総会
◇第2日目◇
研究発表
〈第一会場〉[司会]丹羽 香・辰巳正明
・『日本霊異記』における祖霊祭祀(大東文化大学 山口敦史)
・中国の祖先祭祀及び東アジアへの影響(拓殖大学 徐 送迎)
・古代中国の祖先祭祀と動物供犠(国立民族学博物館外来研究員 桂 小蘭)
・韓国人と日本人の祖霊観の淵源に関する考察(東義大学校 関根英行)
・中国華北地区の祖先祭祀―石家荘井隆県于家村の実態調査を通して―(愛知学泉大学 周 潔)
・中韓「霊」の比較(天津師範大学 劉 順利)
・韓国巫歌に現れた祖霊観(中央大学校 李 澯旭)
〈第二会場〉[司会]山田直巳・彭 佳紅
・日中の古代文献に現れる「倭国」(やまとのくに)(東京都立昭和高校 福永晋三)
・韓国古代文献にあらわれた”遊”の概念(東義大学校 李 妍淑)
・韓国と中国の女性文学に現れた祖霊思想――許蘭雪軒と少雪軒の詩を中心に(江南大学校 金 明姫)
・崔斗燦の江海乗槎録について―19世紀初のある韓国人と江南漂着記録―(釜山大学校 金 声振)
・韓・日昔話比較研究―日本の「とらとふえふき」と韓国の「少年と虎」を中心に―(同徳女子大学校 沈 恩定)
・終戦、いかに生きるか――井上靖と宮本百合子を中心に(同徳女子大学校 廬 英姫)
〈第三会場〉[司会]古田島洋介・塩沢一平
・日本古代文化の中の「美人」の意義(国学院大学大学院生 佐野あつ子)
・周作人と日本の俗謡(東京外国語大学大学院 潘 秀蓉)
・淳和天皇と勅撰三集(大阪大学大学院 山谷紀子)
・菅原道真と文室時実(白百合女子大学 佐藤信一)
・漢詩様式の疎通性と東アジアの使行文学(東国大学校 金 相日)
・神国日本の発現――八世紀の環日本海を視野にして(福岡女学院大学 東 茂美)
記念公演
[司会]沈 恩定・劉 建軍・犬飼公之
・祖霊信仰の基層―「おや」としての死霊の認識―(本会議名誉会長・京都市立芸術大学学長 中西 進)
総括・閉会式
・日本大会総括(国際会長・九州産業大学 金原 理)
・2006年中国大会提案(上海・復旦大学予定) 中国大会「東アジアの中の日本文学」(仮)(中国支部長・帝塚山学院 王 暁平)
・閉会の辞(副会長・国学院大学 波戸岡 旭)